...

.... Powered by Blogger.

金曜日, 12月 07, 2007

考える技術・書く技術


 コンサルティングファームにおいて論理思考/論理的文章作成のテキストとして利用されている実績があり、ビジネス書としても良く推薦されているいうことで、以前から興味を持っていた本です。ロジカルシンキング/クリティカルシンキングに興味がある人だけでなく、自分の意思を相手に上手く伝えられない悩みを持つ人も読んでみる価値があると思います。



 メールなどを用いてコミュニケーションすることが多い昨今、自分の伝えたいことを相手に上手く伝えられない、そんな悩みを持つ人も多いと思います。そういう私も、相手に正しい情報を伝えたいあまり、ずらずらと長い文章を書いてしまい、結果として何も伝わらなかった経験があります。
 この本には、ロジックツリーを用いた問題点を明確にして行くところから、文章として演繹的/帰納的のどちらで書くのが適切であるかなど、普段の悩みを解決する良いヒントが書かれていました。

 日本語訳については賛否両論があるようですが、内容はお勧めです。

木曜日, 10月 04, 2007

base64のエンコード/デコード


ファイルをbase64でエンコード/デコードします。何に使うかというと、最近セキュリティ強化などを目的に、添付ファイルをやたら厳しく制限されている環境がありますけど…。

--コードの公開はやめました。ニーズがあれば載せます。--

木曜日, 9月 06, 2007

波乱の時代


 18年間にも渡ってFRB議長を務めた、グリーンスパン氏の回顧録だけど凄く面白い。 超お勧めで、この本を買ってから既に3回も読み返した。

 経済に疎い私は、このような本を読んでも大抵はチンプンカンプンなんだけど、小難しい話も意外と親切に説明されているし、何よりも人間グリーンスパンについて書かれている部分が多くってそれを楽しめる。

 テレビで見ていたグリーンスパン氏は、「もの静かで頭は切れるけど、明言はしない」どちらかと言うと、哲学者のような印象だったけど、実は「自分の発言が、 メディアを通じて世界に発信された結果、投資家がどのように捉え、結果として世界経済にどのような影響を与えるか考えた上で」のことだったと言う。 もちろん「立場をわきまえた発言」っていうのは、言ってみれば当たり前だけれども、「自分の発言がどのように受け取られ、それがどのように影響するか」ま でを、きちんと考えて発言できる人は、決して多くないと思う。 この本によれば、グリーンスパン氏は心理面にも興味を持ち、そのような事を意識して発言していたとのこと。 凄い!! これは簡単には見習えないが目標としたい。
 もう一つ印象に残ったのは、FRB議長という世界経済を牽引する立場にいた人でありながら、

「リーダーシップを発揮することに居心地の悪さを感じる」

と 言う部分。 ここは私は、とても共感できる部分だった。 強い個性とカリスマ性を持ってグイグイ周りを引っ張って行く、そんな風に強いリーダーシップを発揮できる人がFRB議長だと考えていたが、実は私達と同じ 感覚の持ち主だったということに、親近感を覚えた。 一部の超カリスマを持った人を除き、強いリーダーシップで率いることのできる規模は限られている。 やはり大きな組織に成るほど、リーダーに求められる資質はファシリテーターとしての能力なのかな。 (分からないけどね)



 FRB議長を辞めた今になっても、グリーンスパン氏の発言は注目されている。 当然、前FRB議長としての発言がどのように経済に影響をするか、慎重に言葉を選んでいるはずだが、この本を一回読んで発言を聞くと、発言の真意が見えてくるようで非常に楽しい。
 いずれにしても、ドキュメンタリーとしても面白いので、ぜひぜひ読んでもらいたい。

金曜日, 4月 13, 2007

VBScriptでGUIDを使う


 GUID(グーイッド)は、擬似乱数の一種で同値が発生する確率が非常に低いものです。どのようなものかは「GUID - Wikipedia」に説明がありますので軽く目を通しましょう。 GUIDは、MicrosoftがWindows環境で使うものとして名付けたもので、実体は「RFC4122」で定められたUUIDと同じものです。

 普通のシステムでは、多くの場合RDBMSを利用しますので、このようなニーズは余り無いかもしれませんが、VBScript, VBAなどでちょっとしたものを作る時に、一意な識別子として便利に使えそうです。

 GUIDを取得するのは簡単で、下のようなコードを書くだけ。 あとは、具体的に使うシチュエーションがあれば直ぐに使えそうです。

dim g
set typeLib = createobject("Scriptlet.TypeLib")
g = typeLib.Guid

金曜日, 1月 05, 2007

IMEのショートカット


 日本語Windowsで日本語の入力に使われるIME。IMEには、ATOK, Japanist, VJE-Deltaなど選択肢はいくつかあるが、多くの人はMicrosoft(R) IMEを使っているはずである。もちろん私もMS-IMEを利用している。

 そのMS-IMEを使っていて困るのが、変換中にひらがな/カタカナ/ローマ字(半角, 全角)を直すのにファンクションキーを使うと、ホームポジションから手が離れてしまい入力の効率が落ちてしまうこと。何か別のやり方があると思っていたら、やはりファンクションキーを使わない方法があった。
 ファンクションキーを使わないショートカットは、CTRLキーとの組み合わせで実現できる。
変換ショートカットキー
「ひらがな」にするF6, CTRL+U
「全角カタカナ」にするF7, CTRL+I
「半角カタカナ」にするF8, CTRL+O
「全角ローマ字」にするF9, CTRL+P
「半角ローマ字」にするF10, CTRL+T

 ただし、この操作には一つ注意があります。それは、現在の変換候補が「(全角, 半角)ローマ字」の場合には、「半角カタカナ」には変換されないと言うこと。ファンクションキーでの操作でも同じ動きであるため、どうやらこれは仕様ということらしい。

 とりあえずこれで、キー入力をする時にホームポジションから手を動かす回数が減るので、若干入力効率が良くなると言うことで。