安易にHadoopとか言われる件について
ここ数年バッチ処理の話になるたびに、本質を理解していない可哀想な人からMapReduceだHadoopだと言われて面倒に感じている技術者、手を上げて...ハーイw
もちろんHadoopなどは凄い技術ではあるんだけど、解決できる問題は分割統治法の延長でしかないわけで、処理の対象となるデータが元々ドメインに分かれている場合には効果が出ないなんていうのは自明だと思うんですけどね。 それを理解すらせずに、「アーキテクト」や「コンサルタント」を名乗って、上記のような主張にコダワル人って、物事の本質を理解できていない可哀想な人に見えてしまいます。 これが後輩なんかであれば、なぜ意味がないかを理論面も含めて教えてあげるのですけどネ。
ちゃんと理解できている人は、
「このサービスは、数万いるユーザごとに処理が必要で、既にユーザごとに分散処理しているんですよ」
と伝えるだけで、
「それなら、もっとスケールアウトするしかないですね!!」
とすぐに理解してくれる訳で、可哀想な人に限って
「それじゃもっとMapに展開すれば良くなるので処理に改善しましょう」
とか言ってくる始末です。 本人を前にして言えないので、ここで言わせてください。
「ウルサイ、そしてそれで金を取るな」
もちろんMapReduceは、使えるシチュエーションがあったら使ってみたいものですので、アーキテクチャを検討するたびに使い所がないか探しているんですけど。
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