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日曜日, 12月 14, 2008

ESXiの管理コンソール


 VMWare ESXiには、標準のサービスコンソールが用意されていない。基本的に、VI ClientやRemote CLIで管理することになるが、監視を実現するにはちょっと不便だった。

 そこで提供されているのがVIMA。 ドキュメントには、サービスコンソールよりもセキュリティが高いので、ESXiだけでなくESXにもお勧めと書いてあると言う事は、サービスコンソールを十分に代替できると言う事か? サービスコンソールのスクリプトも、そのまま利用できるようなことも書いてあるし…。
 ちょっと触ってみた限りでは、標準ではそれほど多くの機能がある訳ではなさそうなので、独自の管理システムを作り上げたい向きには使えるような雰囲気ですね。

日曜日, 12月 07, 2008

Dell PowerEdge T105


 久しぶりに衝動買いに近い買い物をしてしまったけど、今のところ良い買い物だった思っている。

 購入の目的は、ファイルサーバ/実験環境を簡単に実現することだったので、VMWare ESXiを導入することは決めていた。 また、ファイルサーバのためにSAS 6/iRのRAIDカードも増設してあったので、ESXiのインストーラがSATAコントローラを認識しない件も影響を受けず、問題なくインストール完了!! と思いきや、ゲストOSを設定するときに、ホストのDVDドライブがリストに表示されず使うことができない。 VI ClientのConfiguration-Storage Adaptersの画面では、vmhba2にCDROMを認識しているのに…。
 使う上で特に問題では無いけど、すっきりしないので今後調査してみる予定だけど、既に解決方法を知っている人がいたら教えて下さい。

 とりあえずこのサーバ、FreeNAS、Solaris、Windows XP Pro はあっさり導入できて問題無く動作している。全くはまりポイントがないので、書くことはありません。

火曜日, 10月 21, 2008

メロペン・マキシビーム


 最近体調が悪く、点滴された抗生物質の名前です。名前が格好良かったので覚えていましたが、調べてみると結構新しい薬なんですね。確かに、以前から使っていた抗生物質が効かなくなってきてはいたんですけど。

 体内に飼っている菌にどんどん耐性が付きそうで、ちょっと怖い。

土曜日, 10月 04, 2008

ショートカットの実体のパス


ショートカットや、ネットワークドライブ経由で編集しているファイルの、本当のパスを知りたい時に使います。

例えば、”ネットワークドライブにマウントされている共有フォルダのファイルへのショートカット”があった場合。そのファイル/フォルダの実体を調べるのは、実際には難しくは無いが面倒くさい。そんな時に、そのファイル/フォルダをドロップすると、実体のパスがクリップボードに書き込まれると便利かなと言う意図で作成しました。

まあ、私の個人的なニーズで作ったものですので、これまた使えるシチュエーションは少ないと思いますけど。

--コードの公開をやめました。ニーズがあれば載せます。--

木曜日, 9月 25, 2008

その日のまえに


 「重松清」。この作家の名前は、数年前に知人から本をもらうことで初めて知った。書かれる内容は、ほとんどが誰もが経験するような日常のできごと。当事者であれば感じるであろう心の動きが繊細に表現されており、それだけに心に響くものが多い。

 『その日のまえに』は、死をテーマにした短編の集まりとなっている。一つ一つの物語は、”同級生を失う小学生”、”突然に友を失う子供”、”夫を失う妻”、”母を失う家族”など様々な視点から死というものを捉えている。そして、最後の3つの物語の中で、これらが緩く繋がりあって物語り全体が完成している。

 『きよしこ』、『流星ワゴン』など、この作家の心に響く作品を読んできた。その中でも、この『その日のまえに』は一番私の心に来るものがあった。日常をテーマにしているだけに、感じ方は人それぞれであると思うが、必ず心を動かされる部分があるのではないだろうか。

 単に悲しいだけでない。上手く言葉で表すことはできないが、心に浸みる良さがある、そんな作品。

土曜日, 9月 06, 2008

クリップボードのテキストに引用符を付ける


MUAによっては、クリップボードのデータをbodyに貼り付けるときに、引用符付きで貼る機能がありますが、私の利用しているものにはありません。少し不便に思っていたので、vbsを使って同じ機能を作りました。欲しい人は限定的だと思いますが…

--コードの公開をやめました。ニーズがあれば載せます。--

木曜日, 5月 15, 2008

HDDからブーブーと言う異音が


 既に利用開始から5年目を迎えた私のノートPC。最近になって時々ハードディスクから「ブーブー」と言うブザーのような異常音が出るようになってきた。これは典型的な、バズルーチンが動作している時の音。バズルーチンとは、ヘッドがプラッタに接触しそうになった時に、ヘッドを垂直方向に跳ね上げる動作をさせる機能のこと。これが連続して発生するとブザーのような音がすることからこのような名前が付いているという。

 連続的にヘッドを跳ね上げる動作が発生するということは、外部からの一時的な衝撃などではなく内部的に原因があると言うこと。よくある原因としては、HDDの温度が上昇することで内部の空気密度が低下し、ヘッドを持ち上げている気流を十分に作り出すことができないというのがあるらしい。

 そもそも一般的な使い方しかしていないし、排熱ファンも壊れたりしていないので、熱だけが問題ではないのかもしれないけど。

 音の原因は分かっても、対処が難しい。

水曜日, 4月 16, 2008

ナイチンゲールの沈黙


 第4回『このミステリーが凄い!』対象を受賞し、映画/ドラマ化されたベストセラー『チーム・バチスタの栄光』の作者が書いた2作目の小説。タイトルからも分かるとおり、前作のチーム・バチスタ同様、病院を舞台としたミステリー小説となっている。

 前作と同じく、登場人物のキャラクタが立っており、それぞれの個性は面白い。しかし、ストーリー展開は前作のような驚きのあるものではないように感じる。読み進めて行く中で想像できた通りの結末になるあたりが、ミステリーを読んでいるつもりの私には不満が残る結果となった。

 ストーリーの鍵を握っている非現実的な部分などを踏まえると、作者はこの作品をミステリーとしてではなくSFとして書き下ろしたものなのかもしれない。しかし、SF小説として見るには舞台設定が前作と同様であるため、想像力を掻きたてられず面白みに掛けてしまう。

 結果としては不満の残る内容ではあるが、キャラクタ設定は非常に面白く次回以降の作品も読んでみたい。